モデル別 ご使用方法
コスモグラフ・デイトナ
コスモグラフ・デイトナは、カーレースというコンセプトをもとに設計されたモデルです。
クロノグラフ機能(ストップウォッチ機能)が搭載されているため、経過時間の計測はもちろん、タキメーターベゼルによって平均速度なども瞬時に計測することができます。
(基本的なご使用方法は リューズの基本操作 をご参照ください)
A 通常の時針・分針
B 12時間積算計
C クロノグラフ秒針クロノグラフをスタートさせた時に作動します。
D 通常の秒針
E タキメーター ベゼル時速や生産率を計る時に利用します。
F ねじ込み式 プッシュボタン(2時側)ねじ込みを開けた状態でクロノグラフのスタート
ストップの操作を行ないます。
G トリプロック リューズ防水性の高い、三重ロック式リューズ。
H ねじ込み式 プッシュボタン(4時側)ねじ込みを開けた状態でクロノグラフ針と各積算計
の針をリセットします。
I 30分積算計クロノグラフ作動時の経過時間(分)を計測します。
ベゼル上の特殊目盛の使い方
例1 平均時速の計算
Fのプッシュボタンを押し、クロノグラフ秒針をスタートさせます。車が1km通過したところでもう一度
同じボタンを押します。クロノグラフ秒針が指しているベゼル上の数字が走った距離の平均時速です。仮に
45秒かかったのならば、クロノグラフ秒針が指すベゼル上の目盛り(80)で時速80kmとなります。
クロノグラフ秒針をゼロに戻すにはHのプッシュボタンを押してください。
例2 機械の生産率の計算
たとえばコピー機などで1時間に何枚プリントできるかを計測したいときは、例1 と同じようにクロノグラ
フをスタートさせ、1枚目のプリントが終わったところでストップさせます。仮に15秒かかったとすると
クロノグラフ秒針が指すベゼル上の目盛り(240)が1時間にプリントできる枚数ということになります。
【クロノグラフ機能使用上の注意点】
注1)例1 例2 のような計測を行う場合は、計測時間を10秒~60秒の範囲内で行ってください。
注2)プッシュボタンは防水ねじ込み式です。使用後は必ずねじ込んだ状態にしておいてください。
注3)ストップウォッチの記録針をゼロに戻す場合は、Hのプッシュボタンを完全に奥まで押し込み、正しく
ゼロの位置まで戻っていることを確認してください。この操作は、クロノグラフをストップさせた状態
で行ってください。
注4)過度なストップウォッチ機能の使用はメンテナンス時期を早めることになりますので、お避けください。