放射状のヘアラインと、エッジのさりげないポリッシュ仕上げ、そして力強い字体・彫りの数字‥‥考え尽くされた造形のベゼル。対照的に、意図とは無縁に出来上がった個性的な色のダイアル‥‥さながらパリの街並みを思わせるようなアイボリー色。このベゼルとダイアルが相まって、様々な光の下で織り成す陰影、表情、存在感は、独特の世界を生み出しています。ビンテージへのはざまで異彩を放つ16550。奥深いロレックスの魅力をまた教えていただきました。佐藤さん、いつもいろいろありがとうございます。佐藤さんとのこんな時計談義もまた購入の際の楽しみの一つです。今後ともよろしくお願いします。